別記事では、XSERVER(エックスサーバー)のサーバー管理画面から月額500円以下のサーバーにはないような気のきいた機能やX10プランの概要を紹介しました。
さて、今回は月額500円のサーバーの時と同じように、
XSERVER(エックスサーバー)のWordPress表示速度をGTmetrixとPageSpeed Insight を使ってベンチマークしたいと思います。
XSERVER(エックスサーバー)にインストールしたWordPress
WordPressバージョン:5.2.4
XSERVER(エックスサーバー)の簡単インストール機能でインストール。
・sampleサイト
テーマ:Twenty Seventeen
プラグイン:Edit Author Slug のみ有効化
1ページ3000文字+異なる画像3枚表示(元画像約1MB)
同ページを100記事投稿
単一ページテスト(ページ容量約2.2MB)
・当サイトのクローン
XSERVER(エックスサーバー)の簡単インストール機能でインストール後
All-in-One WP Migrationで当サイトデータをインポート。
トップページ表示でテスト。
GTmetrixでの表示速度
例によってカナダサーバーからのベンチマーク。
sampleサイト単一ページの表示速度
Fully Loaded Time: 2.0秒
2~3分間隔で5回やってコンマ何秒か変化しますが、
この時間帯では1秒台は出てません。

簡単インストール機能を使った、
素のWordPressでYSlowスコアが低いのは
Add Expires headersのスコアが上がらないからです。
ロリポップ、スターサーバーなどと同じです。
あまり気にする必要はありません。

次に、XSERVERのキャッシュ機能をONにします。
複数回テストしても最高2秒でした。
Add Expires headersのスコアが100%になったのでYSlowスコアが上がってます。

当サイトクローンのトップページ表示速度
ページ容量は714KBと小さいですが、
高機能テンプレートcocoonなのとプラグインがあれこれ動いているので、
表示速度は3.3秒が最高です。
Add Expires headersはcocoonの高速化機能で解決されていますが、
一部アフィリエイトバナータグが指摘を受け、
YSlowスコアは結果下がります。

PageSpeed Insightの表示速度
sampleサイト単一ページの表示速度
国内で閲覧するには現実に見合った数値が出ます。
0.8秒はすごいですね。
月額1000円の共有サーバーは高く感じますが、
共有サーバー全体から見ると格安サーバーの部類です。
それでこのパフォーマンスはXSERVER(エックスサーバー) X10プランが人気のわけですね。

当サイトクローンのトップページ表示速度
GTmetrixのカナダサーバーからは3.3秒かかりましたが、
国内ブラウザで見るとサクサク表示されるのは下記結果が理由です。
表示速度:1.2秒

PageSpeed Insight モバイルアクセスの表示速度
PageSpeedの仕様で3G回線での結果なので参考までに。
実際にWi-Fi接続のスマホで見るともっと早く表示されます。


まとめ
XSERVER(エックスサーバー) X10プランのWordPress表示速度はGTMetrixカナダサーバーからの表示速度もロリポップ ハイスピードプランと同等に早い結果が出ました。
やはり月額500円クラスと1000円クラスではサイト表示速度では一段格上なのが分かります。

逆にそうでないと月額1000円出す価値がないですね。
当サイトクローンをXSERVER(エックスサーバー)で動かすと、PageSpeed計測で表示速度は1.2秒。
普段ロリポップ ライトプランで自分のサイトを見ているのとは違い、
(追記:現在ライトプランの表示速度は格段にアップしています)
サクサク閲覧できます。
シンプルなsampleサイトだけでの比較ですが、
XSERVER (エックスサーバー)X10プランとロリポップ ハイスピードプランでは
PageSpeed Insightの結果は前者0.8秒、後者1.1秒となりました。
格安共有サーバーの部類でこんな表示速度のサーバーが使えるなんで一昔前とは大違いです。
月額1000円前後で使える他社サーバーの表示速度も別記事にあるので是非参考にしてください。
以下のリンクはXSERVER公式ページのテストサイトです。
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