VLCメディアプレーヤーでレンタルブルーレイ再生ができないからといって怪しい体験版ソフトはおすすめできない

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Windows10 備忘録
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VLCメディアプレーヤーでKEY DATABASEとAACS DYNAMIC LIBRARYをダウンロードする方法はもう古い

2018/03/25で更新が終わっているため、それ以前に市販・レンタルされたブルーレイは再生できるかもしれませんが、2019/12時点で最新作のレンタルブルーレイは再生できないことを確認しています。
プラットホーム:Windows10 64bit

市販・レンタルされるブルーレイは100%といっていいほどAACSという技術でコピーガードがかかっています。
さらにCinavia で保護されている場合もあります。
コピーガードがかかったブルーレイは著作権保護法と不正競合防止法で守られています。
この記事では、そのコピーガードがかかったブルーレイをコピーガードブルーレイとします。
市販・レンタルDVDもAACSとは違う規格のコピーガードがかかっていますのでブルーレイをDVDに読み替えても同じことが言えます。

結論:パソコンで市販レンタルブルーレイ再生は再生ソフトを購入する

ブルーレイ再生機器でテレビで鑑賞する。
パソコンや外付けブルーレイドライブにバンドルされている再生ソフトを使ってパソコンで鑑賞する。
などは、コピーガードブルーレイを再生する仕組みがあるから再生できます。

パソコンに再生ソフトがない場合、どうしてもパソコンで、しかも無料でと思うのではないでしょうか?
無料ではそれがなかなか無いのです。

オープンソースの優れたメディアプレーヤーVLCでさえ、コピーガードブルーレイは再生できません。
コピーガードを解除するAACSキーは単体で販売されるものでもなく、ブルーレイ再生機器ですら定期的に更新されます。
AACSキーは15~18か月で更新されるようです。

リッピング・コピーは国内では違法

素直にブルーレイ再生機器でコピーガードブルーレイを見ればいいのですが、
パソコンで直接再生ができないとなると、やりたくなるのはコピーガード除去してのリッピングですね。
コピーガード付きディスクの内容を抜き出して(リッピングして)、一般の動画再生プレーヤーで再生できるファイル形式で保存するや、空のディスクに書き込んでコピーするは国内では違法です。

知っておきたいのは、それが個人利用目的ですら国内では違法ということです。

要するにコピーガードブルーレイは複製したらダメですよということです。
コピーガード除去してリッピングするソフトはネット上で多数宣伝されていますが、国内で販売することは違法です。
海外サイトからダウンロード購入できるので、使用者に勘違いが生まれて、違法コピーが横行しているように感じます。
Q&Aサイトで、コピーガードブルーレイの複製について堂々と質問している例もあるようです。
よって、パソコンに正規にバンドルされるソフトメーカーのブルーレイ再生ソフトにはコピーガードブルーレイをコピーできる機能はありません。

著作権に触れない内容を自分で撮影して作成したブルーレイディスクにコピーガードをかけようがかけまいが、リッピングしようが、複製しようが自由です。

コピーガードブルーレイを正規に再生中に画面を撮影又はキャプチャーしたデータをファイルやディスクに保存することは、コピーガードを解除・除去・回避を(言い方はどうであれ)していないので「私的使用のための複製」でOK。
しかし、他人に配布したら違法、販売するなどもってのほか。

では、コピーガードがかかっていないブルーレイディスクがあったら(自分が作成したものではない)、コピーガードを 解除・除去・回避しなくてもコピーできるため「私的使用のための複製」ならOK。何度も出てくるように、私的使用の範囲を超えたら違法。

音楽CDのリッピングはどうなの?

ここで勘違いしやすいのが音楽CDです。
自分で購入したCDだけでなく、レンタルしたCDでもパソコン・ウォークマンにコピーしたり、空のCDにコピーしたりは「私的使用のための複製」であれば何ら問題はありません。
それについては下記リンクが簡潔で分かりやすいです。

何が違法かよくわかる

リッピングは違法ということはよく聞きますが、どこまでが違法なのか下記サイトを見ればよく分かります。
DVDの例はブルーレイに読み替えても同じです。

PowerDVDやWinDVDでも定期的にAACSキーのアップデートが必要

Windows10にはDVDすら再生するソフトがついていませんので素直にソフトを購入すれば、一石二鳥でレンタルDVDもレンタルブルーレイも見れちゃいます。

多くのパソコンやブルーレイドライブにバンドルされているPowerDVDやWinDVDはコピーガードブルーレイをパソコンで再生できるソフトです。
※ コピーガードにはAACS以外もあるので、すべてのブルーレイが再生できるとは限りません。
エディションによって機能は違いますが、自分で撮影した動画のディスク作成などトータルなメディアプレーヤーとして使えます。

AACSキーは15~18か月で更新されますので、
パソコンソフトも家電メーカーのブルーレイプレーヤーでもキーの更新が必要です。

Leawo Blu-ray Playerは珍しく無料で使い続けられる再生ソフト

チャイナ製ソフトですが、コピーガードブルーレイ再生ソフトとしては、どうしても無料でという人にはこれになるでしょう。
他のリッピングソフトなどを売るためにメディアプレーヤーはフリーで配布していると思われます。
再生中は出ませんが、リッピングソフトなどのの広告が出るのは仕方ありません。
時々バグったり、一部マウス操作できないメニューなどがあります。
(キーボードで操作可能)
再生できなくなった場合、ソフトの更新があるはずです、課金はされません。
また、ネットに接続していないとコピーガードブルーレイは再生されません。

ステマ(ステルスマーケッティング)ソフトに誘導するサイトにも注意

無名の会社がさくら行為を行って宣伝・販売するもので、
ソフト自体に害はないものもあるかもしれませんが、
HPに会社所在地も書いてない、明らかにレビューがさくらだとわかるような製品は避けましょう。
DVDFabもその中の一つのようですが、世界中で販売していることや日本支部も代表が日本人の名前であることから、体験版からつい有料版に手を出しがちですね。
マルウェアが入っているような悪評はないように思いますが、
有料版の値段以下でPowerDVD・WinDVDが買えてしまうので購入はおすすめしません。
ちなみに、
「VLCメディアプレーヤーでKEY DATABASEとAACS DYNAMIC LIBRARYをダウンロードする方法はもう古い」はこの記事の最初の項目ですが、何とかVLCでレンタルブルーレイを再生できないかと、DVDFabのPasskeyの使用期限のある体験版を試してみました。
ネット接続有りで、タスクバーに常駐させておくと、VLCメディアプレーヤーで普通にレンタルブルーレイの再生ができました。
しかし、それだけのために有料版を購入するには高すぎてお話になりません。

まとめ

日本国内では、
市販・レンタルブルーレイディスクの複製は、「私的使用のための複製」であっても違法。
リッピングが違法ではなく、コピーガードを解除してリッピングは全て違法。
コピーガードを解除してリッピングするソフトの販売・配布は違法。
コピーガードブルーレイを再生・鑑賞するのは合法。
VLCメディアプレーヤーで再生できる方法を試しても、もはや古い手段でありコピーガードブルーレイの再生はできない。

以下、おすすめ動画再生ソフトです。
CyberLink PowerDVD も Corel WinDVD もしばしばキャンペーン価格での販売をするのでその機会にダウンロード版を購入するのがお得な買い方です。

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